こんにちは。
ブログの書き出しっていつも困りますよね。
伊豆急3000系を製作したので備考録を兼ねて製作記事を綴っていきます。
4月、次の運転会のテーマが東海道線「踊り子」に決定しました。
漠然と、少なくとも1本は自分の車両を走らせたいなーと常々考えています。
今回は何にしようかなと思っていたときにこのニュース
209系ならベース車両も製品化されてるし、デカールさえ手に入れれば簡単に作れるなと思い、照準を伊豆急3000系に向けました。
とりあえず4月の段階で種車を購入。4両セットでも良かったですが、6両の方がお得だったのでとりあえず… (のちにあまりの2両も活用します)
かなり注目度が高い車両だったので、やはりサードパーティ製のデカールが頒布されました。
ありがたく使用させてもらうことに
模型工房たぶれっと製のものを使用させてもらうことにしました。7月のJNMAで代理購入をお願いし、確保。
「プチプチに包んでおいた」と謎の伝言があり、「デカールなのにプチプチ…?」と思ったらちゃんと「プチプチ」で包んでありました。
それではいよいよ工程を進めていきます。
まずは房総色の帯を剥離します。
側引戸は車体色の銀色のままなので、こちらを活用するためです。
帯剥がしにはクレオスの「ペイントリムーバー」を使用。
683系4000番代を作る時にも使用しましたが、印刷の帯を剥がすときには超便利アイテムです。
側引戸等銀色を残す部分をマスキングしてベースの白をエアブラシで塗布。
白:タミヤ XF-2「フラットホワイト」
碍子を塗るためにストックしてあったものを使用しました。
めくりの儀を執り行いました。
結果は良好。ベースの白はいい感じです。
いよいよデカールの貼り付け作業に入ります。
製作記事のくせに作業中の写真が一切ない致命的な記事ですが、作品が完成してから思い立ったせいです。
備考録として忘れないように文字だけでも
①デカールを縦寸法はギリギリ、横寸法は余裕をもって1両分切り取る。
②デカールを水につける。デカールは1両分の長さがあるのでKATOのクリアケースに水を入れました。
③水がデカールに染み込んだら車体にスライドして粘着させる。
④位置が決まったらマークソフターをべたべたに塗る(推奨工程です)
⑤丸1日乾かす
というかんじで完成した山側側面がこちら
デカール貼り付け直後です。
側窓や側引戸部分も透明デカールがかかりますが、乾燥して保護のクリアを吹いた後に撤去しました。
海側の赤いラッピングも同様に施工し、側面は完成。
続いて前面に移っていきます。
写真は下田方の赤ですが、ご存じの通り伊東方は青。それぞれ指定の塗料を購入し、塗装しました。
青:GSIクレオス Mr.COLOR 34 「スカイブルー」
赤:ガイアカラー 003 「ブライトレッド」
それぞれ指定塗料を使用しています。
青はスカイブルーということで途中かなり懐かしい感じになりましたが、その写真すら撮っていないアホさ。我ながら呆れます。
赤のブライトレッドはかなりいい発色でしたので、並行して企んでいた仕掛け品にも塗布しました。実車よりは少し明るい赤になってしまった気もしますが、良い赤なので満足しています。
床下はJR時代の濃いグレーから東急グループらしい黒に変更されています。
こちらも忘れずに塗布。初めて使った色でしたが、なかなか良い黒でした。
半つや消しということで自然な感じでお気に入りです。
全ての加工が終了し、組み立て。
完成しました!
実車は8両ですが、今回は運転会に合わせて4両のみの製作。
動力はKATO製に換装し、中間の連結器もKATOカプラーに換装しています。
ずっと運転会と称しているものはこちら↓
2022年9月24日/25日の公開運転会です。
前述の通りテーマは「踊り子」ですが、もちろん踊り子の走行範囲に含まれている伊豆急行線も登場します。
是非足をお運びください(宣伝)
おまけ
余った2両で余った2両を作りました
帯インレタは世田谷車両センター製のものを使用しています。
屋根上の碍子はついていたパンタを解体し、取り付け。